- 空間オーディオって何?
- 空間オーディオって何を使えば聴けるの?
- 空間オーディオの使い方を知りたい。
- 空間オーディオを手軽に試す方法を知りたい。
- 空間オーディオを使えるサービスを知りたい。
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 空間オーディオとは
- 空間オーディオに対応したデバイス、イヤホン、ヘッドホンを紹介
- 空間オーディオの使い方
- 空間オーディオを手軽に試す方法を紹介
- 空間オーディオを使えるサービスを紹介
読者さんへの前置きメッセージ
本記事は空間オーディオを体験したい方向けの記事です。
本記事を読むことで、空間オーディオとは何か、対応しているデバイス類、使い方、試す方法、対応サービスが分かります。
Apple製品のイヤホンの目玉機能としてあるのが「空間オーディオ」です。けど、「空間オーディオ?なにそれ」と思っている方が多くいると思います。空間オーディオは新感覚で画期的な体験ができるのでぜひ利用してほしい機能です。そこでApple好きでAppleの記事を毎日読んでいる僕が分かりやすく空間オーディオについて説明したいと思います。空間オーディオを体験して、豊かな人生をすごしましょう!
空間オーディオとは
空間オーディオは、名前の通り前後左右から音が聞こえてきて、音の空間に包まれるような臨場感を得られる3Dオーディオ機能のことです。これは体験してみないと言っていることがイマイチ分からないと思いますが、イメージとしてはこんな感じです。
空間オーディオは対応している場合としていない場合で使える機能が異なります。ここからはそれぞれの場合の機能について説明していきたいと思います。
空間オーディオ対応作品の場合
- 空間オーディオ(Dolby atmos、Spatial audioともいう)固定
- 空間オーディオ(Dolby atmos、Spatial audioともいう)ダイナミックヘッドトラッキング
空間オーディオに対応していない作品の場合
- ステレオを空間化 固定
- ステレオを空間化 ダイナミックヘッドトラッキング
分かりやすく解説していきます。
空間オーディオに対応している作品か対応していない作品かで使える機能が異なります。もちろん空間オーディオに対応している作品では空間オーディオを使えます。
- 空間オーディオ固定・・・音が聞こえてくる方向が変化しない立体音響のこと。
- 空間オーディオダイナミックヘッドトラッキング・・・観ているデバイス(iPhone、iPad、Macなど)を正面として、頭を左右に動かすと音が聞こえてくる方向が変化し、常に正面から音が流れている(音位が変わらない)ように感じる機能です。
立体感を最大限感じたい場合はダイナミックヘッドトラッキングを使うことをオススメしますが、音が聞こえてくる方向が変わるのに慣れなかったり不快感を感じる方もいると思うのでそんな方は空間オーディオ固定を使うのが良いと思います。僕もいつも空間オーディオ固定を使っています。
空間オーディオに対応していない作品ではもちろん空間オーディオは使えません。しかし、空間オーディオの代わりにそれとほとんど同じクオリティで立体感を感じられる「ステレオを空間化」という機能(ステレオ音源を自動でカスタマイズしてくれる機能。生粋の空間オーディオではない。)が使えます。ステレオを空間化固定とステレオを空間化ダイナミックヘッドトラッキングの機能は上記とほとんど同じです。これは空間オーディオに対応していないYoutubeやTikTokなどのほとんどのサービスで使えるのでステレオを空間化をYoutubeで初めて使った時は演者が本当に話しかけてくるように感じる臨場感に驚きました。
「空間オーディオ」と「ステレオを空間化」は作品が空間オーディオに対応しているかどうかで自動的に切り替えられます(ユーザーが切り替えられない)。しかし、固定とダイナミックヘッドトラッキングはユーザーが好みの方を使えて、さらに手軽に切り替えられます。
空間オーディオに対応した作品かどうかを見分ける方法と、固定とダイナミックヘッドトラッキングを切り替える方法は後述します。
空間オーディオに対応しているデバイス、イヤホン、ヘッドホンを紹介!
デバイス
空間オーディオを使うには
- iPhone
- iPad
- Mac
- Apple TV 4K
のいずれかが必要です。これらのデバイスとイヤホンやヘッドホンを接続することで空間オーディオで音楽や動画を楽しめます。
さらに、空間オーディオを内蔵スピーカーから音を出して楽しみたい場合は
- iPhone XR 以降(iPhone SE は除く)
- iPad Pro 12.9 インチ(第3世代以降)
- iPad Pro 11 インチ
- iPad(第6世代以降)
- iPad Air(第3世代以降)
- iPad mini(第5世代))
- MacBook Pro(2018 年モデル以降)
- MacBook Air(2018 年モデル以降)
- iMac(2021年モデル)
- Apple TVとHomePodを接続
が必要です。
空間オーディオに最適化されているイヤホン、ヘッドホン
- AirPods Pro
- AirPods Max
- BeatsX
- Beats Solo3 Wireless
- Beats Studio3
- Powerbeats3 Wireless
- Beats Flex
- Powerbeats Pro
- Beats Solo Pro
基本的に全てのイヤホンやヘッドホンで空間オーディオは体験できますが、上記のイヤホン、ヘッドホンは空間オーディオに最適化されているためオススメです。
その中でも、空間オーディオを楽しむベストなイヤホンはAppleの「AirPods Pro」です。
ノイズキャンセリング機能もあり、どんな環境(電車に乗っている時、騒音がうるさい所にいる時)でも空間オーディオを楽しめます。さらに、iPhoneなどのApple製品を使っている方はこれほど操作性が良いイヤホンはありません。とにかくめちゃオススメです!
AirPods Proについて詳しく知りたい方は、AirPods Proの良い点と悪い点、購入前に注意した方が良い事を分かりやすくまとめたこちらの記事をご覧ください。こちらの記事はAirPods Proが気になっている方、AirPods Proの購入を検討している方の参考になるので是非チェックしてみてください!
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さらに、空間オーディオを最高品質で楽しみたい方はAppleの「AirPodsMax」がオススメです。しかし、67,980円(税込)するので手がだしづらいと思います。なので、まだ上記のオススメイヤホン、ヘッドホンを持っていない方は値段や汎用性が高いことから、AirPodsProを購入して使うことをオススメします。
空間オーディオの使い方
空間オーディオやステレオを空間化は、この手順で使うことができます。
- 手順1.コントロールセンターを開く(オールスクリーンのばiPhoneの場合は画面右上で上から下にスワイプ。ホームボタンがあるiPhoneは画面下部で下から上にスワイプ。)
- 手順2.音量バーを長押しする
- 手順3.右の丸アイコンをタップし、固定かヘッドトラッキングかをタップし選択する(切り替える時も全く同じ方法で切り替えられる)
少ない手順で簡単に切り替えられるので楽ですよね!
空間オーディオを手軽に試す方法2つを紹介
方法1つ目・・・「設定」で聴く
- 手順1.設定を開き、Bluetoothをタップ
- 手順2.接続しているイヤホンまたはヘッドフォンのiマークをタップ
- 手順3.青文字の「空間オーディオ」という文字をタップし、ステレオオーディオと空間オーディオを聴き比べする
- 手順1.設定を開き、Bluetoothをタップ
- 手順2.接続しているイヤホンまたはヘッドフォンのiマークをタップ
- 手順3.青文字の「空間オーディオ」という文字をタップし、ステレオオーディオと空間オーディオを聴き比べする
サブスクなどに登録しなくても空間オーディオを試すことができます。
方法2つ目・・・「Youtube」で聴く
- 手順1.Youtubeを開く
- 手順2.好きな動画を再生
- 手順3.空間オーディオの使い方で紹介した手順でステレオを空間化の固定またはヘッドトラッキングを選択する。
この方法では、空間オーディオは試せませんがそれとほとんど同じであるステレオを空間化を試すことができます。厳密にいうとYoutubeは空間オーディオに対応していないため空間オーディオは聴けませんがステレオを空間化で音の立体感を体験できると思います。
空間オーディオが使えるサービスを紹介
音楽
映像
- Apple TV
- Apple Arcade
- Disney+
- Netflix
- Hulu / フールー人気ドラマや映画、アニメなどが見放題
- Air Video HD
- FE File Explorer: File Manager
- Foxtel Go
- HBOマックス
- Plex:Movies, TV, Music & More
上記のアプリは空間オーディオを使うことができます。
また、「ステレオを空間化」は全てのアプリ、サービスで利用可能です。
アプリやサービスで空間オーディオを体験する前の注意点
- Apple Musicで空間オーディオを体験する前に、設定>ミュージック>ドルビーアトモスで、「常にオン」と設定する。
- 様々なサービスでコンテンツが空間オーディオに対応しているかしていないかを見分ける方法は、コンテンツの紹介ページにDolby Atmosと書かれたロゴがあるかどうかをチェックすることです。あれば対応していて、見当たらなければ対応していません。
まとめ:空間オーディオ使って楽しいSoundライフを過ごそう!
記事のポイントをまとめます。
- 空間オーディオは立体感のある音を楽しむことができる機能のこと。
- 空間オーディオを楽しむなら「AirPods Pro」がオススメ!
- 空間オーディオは、コントロールセンター>音量バー長押し>右のアイコンタップで使える。
- 空間オーディオは設定やYoutubeで手軽に試せる。
- 空間オーディオは11のサービス、ステレオを空間化は全てのアプリ、サービスで利用可能。
空間オーディオは生活が変わるくらい新感覚で画期的な機能です。僕的にはAirPods Proを買ってAppleMusicで音楽を聴くのがSoundライフを一番楽しめる方法だと思います。AirPods Proは空間オーディオにAppleMusic以外のサービスも多く対応していて、対応していないサービスでもステレオを空間化という立体感を味わえる機能が使えるため他社性イヤホンと比べても一番音楽を楽しめます!AirPods ProやAppleMusicのサブスクは、値は張りますが値段以上の価値を体験できると思います。音楽は生活の一部です。良質な音楽を良質な方法で聴いて、豊かな人生にしませんか?空間オーディオを体験しないの勿体無いです!是非利用してみてください!
ではまた!